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小惑星1998OR2地球最接近時刻は何時何分?衝突の可能性も【2020年4月29日】

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 2020年4月29日に小惑星「1998 OR2」が地球に最接近するようです。衝突するのか?衝突したらどうなるのか気になるので調べてみました。

  • 小惑星とは?
  • 小惑星1998OR2とは?
  • 地球最接近はいつ?時刻は何時何分?
  • 地球と衝突の可能性は?
  • 地球と衝突するとどうなる?
  • 小惑星1998OR2は肉眼で観測できる?
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小惑星とは?

小惑星というのは、惑星になりきれなかった天体たちと言われています。

小惑星は主に火星と木星のあいだの軌道を公転する無数の小天体です。その数は2009年1月現在、軌道の分かっているものだけでも40万個を超え、現在も次々と発見が続いています。小惑星は、太陽系が誕生した頃、原始惑星にまで成長できなかった微惑星や、いったん原始惑星にまで成長したものの、その後の衝突で砕けたかけらであると考えられてます。出典:JAXA

小惑星1998OR2とは?

小惑星1998OR2は1.8キロから最大4.1キロの大きさ。地球に衝突すると多大な影響を与える可能性のある潜在的に危険な天体の1つとされています。
歪んだ楕円軌道で太陽を3.68年かけて公転しています。

、小惑星1998OR2はアモール群に属する小惑星である。現在知られている中では特に見かけの明るさが明るく、かつ大型の潜在的に危険な小惑星の1つである。出典:Wikipedia

地球最接近はいつ?時刻は何時何分?

小惑星1998OR2がもっとも地球に接近するのは4月29日18時56分(日本時間)です。

最接近するときの距離は、629万キロメートル(地球から月までの距離の16倍以上)です。時速624万kmで通過します。

地球と衝突の可能性は?

小惑星1998OR2は、その飛行の進路が地球の軌道を横切るので、危険だと注視されていますが、今回は「衝突する可能性は非常に低く驚異を感じるものでない」とNASAの天文学者が言っています。

地球と衝突するとどうなる?

小さい小惑星でも衝突の影響はすごいでしょう。
 6,500万年前に地球に衝突した小惑星(直径10km)は恐竜を初め地球上のほとんどの生物が絶滅しました。
 7年前の2013年に、ロシアに落ちた隕石の被害については、隕石は20メートル程度の大きさでしたが、100キロメートル以上にわたり、建物の壁や窓ガラスが壊れ、1,500人以上の人がけがをしました。衝撃波によってこれだけの被害になるのです。
 地球に降ってくるものを「隕石」と呼びますが、それは小惑星帯から飛来したもので、地球の大気圏に突入して燃え尽きずに落下したものです。つまり「小惑星の地球衝突」は「巨大隕石の地球衝突」ということなのです。

小惑星1998OR2は肉眼で観測できる?

29日には地球-月の16倍の距離まで接近。11等級まで達するので、天体写真の腕に覚えのある方なら、街中でもとらえられそうです。

Virtual Telescope Projectが実際の画像が公開されています。最接近する4月29日頃には10〜11等星ほどになると予測されていて、天候が良ければ天体望遠鏡で観測できるのではないでしょうか。

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