宇宙開発

はやぶさ2の地球スイングバイ軌道とは?写真見てみたい!

2015年12月3日、はやぶさ2は、シベリアから太平洋の上空を通過し、
午後7時8分頃、米ハワイ沖の上空約3090キロ・メートルまで地球に近づいたようです。
目的地の小惑星「リュウグウ」に向かうため、
地球の引力を利用して軌道を変更しました。
同日夜の記者会見では「打ち上げに次ぐ緊張した作業だった。」ということです。

swing_pic_06

正しい軌道に乗ったかは12月10日以降にわかるようです。
軌道に乗ることを祈ります・・もし軌道に乗らなかったらどうなるのでしょう。

はやぶさ2は1年前の2014年12月3日に打ち上げられ、太陽の周りをぐるりと回ったわけですが、
これだけでも、すごいこと、その上、スイングバイを予定通り実施したことに
日本人として、誇りに思います。

【地球スイングバイ軌道とは】

swing_pic_01
さて、このスイングバイって、馴染みのない言葉です。
はやぶさ2は、打ち上げから1年間、地球と併走するような形で飛行していました。
太陽の周りを回った後に地球の背後から接近して
地球の引力を利用して軌道を変更することを「スイングバイ」といいます。

スイングバイは、
フィギュアスケートのペアで、男性が女性の手を取り、
回転しながら手を離すと女性が勢いよく滑っていく様子や
円盤投げ、ハンマー投げなどに例えられるようです。。

この航法はスピードが得られる、燃料を消費しない、省エネ航法です。
燃料を大幅に節約出来るから、探査機を軽く出来たり、機器をたくさん積めたり出来ます。

【小惑星は、Ryugu(リュウグウ)とは】

 

pic_02

探査にいく小惑星は、Ryugu(リュウグウ)という名前です。
仮符号は1999 JU3でしたが、2015年9月28日にRyuguという名前が付きました。
この小惑星は、地球に接近する軌道を持つ小惑星(NEO)のひとつで、
これまでの観測から大きさは、イトカワの約2倍弱の900m程度と推定されています。

 

pic_01
予定では、はやぶさ2は、2018年に小惑星に到着し、
2020年に地球に帰還する予定です。

2003年に「はやぶさ」で世界ではじめて成功した
サンプルリターン方式を引き継いだ上、様々な改良が加えられています。
また小惑星表面に人工的なクレーターを作り、地下のサンプルを持ち帰るという
新しい技術を使ったことにも挑戦していくようです。

日本は、H-IIAロケットの打ち上げも成功し、軌道に乗せています。
多くの分野で日本の技術が、必要とされ、役に立つこを
誇りに思うとともに、成功することを願います。