第98回全国高校野球選手権(2016夏)の九州の鹿児島地方大会が7月2日に、開幕します。
春季大会で甲子園でも活躍したドラフト候補でもある鹿児島実業の4番の錦屋樹選手に注目です。
錦屋樹(わたや いつき)選手のプロフィール
鹿児島実業高校の主将
生年月日 1998年6月12日 高校3年
出身地 鹿児島県川内市
出身中 川内南中学
身長/体重 180cm/86kg
靴のサイズ 28.5cm
投打 右左
一塁手( 4番 )
1年生の秋から4番打者で、今年春の選抜も、2年だった昨夏も甲子園に出場しています。
昨秋の鹿児島県大会と九州大会の9試合の打撃成績は、
6割2分1厘、本塁打4本、打点20という、全国でもトップクラスの数字です。
小学1年で野球を始めて以降「4番以外を打ったことがない」そうで、
また錦屋樹選手の握力は左右ともに40キロしかなく、両腕も太くはないとのことです。
しなやかさと下半身の強さで打球を飛ばす、と理想的なバッティングです。
大柄で、腕が強くて、打球を飛ばす、というイメージがありますが、
飛距離を出すのは、安定した下半身、腰の動かし方、早いスイング、
などで握力とはあまり関係ないのですね。
2016年8月30日に開幕するアジア選手権の
高校日本代表の一次候補選手(22人)に選ばれています。
今夏に、この中から18人が選ばれるようです。
予想としては、故障がない限り、選ばれるでしょう。
【鹿児島実業の有力メンバー】
5番の板越選手(中堅 3年)
出身中 玉藻
身長/体重 175cm/73kg
投打 右左
投手は、エースの丸山選手が、甲子園の選抜後、故障で右肩を痛めたのが心配です。
右サブマリンの谷村投手と急成長の秦投手に期待したいです。
鹿児島大会の優勝予想
優勝候補は、鹿児島実業と予想しますが、
対抗としては、樟南と神村学園です。
樟南は投手力が充実しています。
左腕の浜屋投手と左腕の畠中投手です。
攻撃の方が少し不安があります。
打線のつながりを良くして得点力が上がれば、優勝も狙えます。
神村学園は、打線が武器なのですが、投手力が少し弱いようです。
トップバッターのの田中梅里選手と2年生で4番の田中怜央那選手を中心に、
つながりのある打線です。
春季の鹿児島県大会で優勝したのは、神村学園です。
本命は神村学園といってもいいぐらいなのですが、
鹿児島実業は、主砲の錦屋選手の存在は大きいです。
甲子園を目指して、鹿児島大会は、
7月2日に開幕し、7月18日が決勝戦となります。
出場するのは、78校73チームが熱い戦いを繰り広げます。
鹿児島大会の対戦表

優勝候補の第一シードの鹿児島実業の初戦は、
2回戦で7月4日に奄美と対戦します。
甲子園が盛り上がるのは当然ですが、鹿児島の地方大会も盛り上がります。
試合の結果がとても楽しみです。