気象、気象現象

【降水量】1時間に2・10ミリ(mm)の雨とはどのくらい?測り方と目安

 梅雨の季節ですね。うっとおしい雨(私にとっては・・)気になる天気予報・・特に雨の降り方です。よく耳にするのが、降水量(こうすいりょう)、1時間に2mm、10mm降りました・・など降水量のこと。
気になることについて調べて見ました。

  • 降水量とは?降雨量との違い
  • 降水量とはいつ(何時から何時まで)に降った雨の量のこと?
  • 降水量の表示と雨の強さの目安
  • 降水量1mm、2mm/1時間
  • 降水量3mm以上9mmまで/1時間
  • 降水量10mm以上、19mmまで/1時間
  • 降水量20mm以上、29mmまで/1時間
  • 降水量30mm以上、49mmまで/1時間
  • 降水量50mm以上、79mmまで/1時間
  • 降水量80mm以上/1時間
  • 降水量の測り方
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降水量とは?降雨量との違い

まずは、降水量の意味について辞書的な意味を確認しておきましょう。

降水量とは、大気から地表に落ちた水(氷を含む)の量。雨や雪を気象台の雨量計や、アメダスなどで観測し、計測する。通常、水に換算した体積を単位面積で除した値を mm で表す。出典:Wikipedia

降水量は、降った雨がどこにも流れ去らずにそのまま溜まった場合の水の深さで、mm(ミリメートル)で表します。

例えば、「1時間で100mmの降水量」は降った雨がそのまま、たまった場合、1時間で雨が水深10cmとなります。1平方メートルに100mmの雨が降った場合、水の量は100リットル(重さにして約100kg)になります。

降水量の単位は0.5mmです。
※1967年までは0.1mm単位で計測されていたようです。

降雨量との違い

降水量は雨、雪、霰、雹などの体積の合計です。

降雨量は、雨の量だけです。

ちなみに雪の量だけの場合は降雪量と言います。寒冷地用の雨量計は、ヒーターで雪などを溶かして測定します。

降水量とはいつ(何時から何時まで)に降った雨の量のこと?

 降水量は、観測時刻までの一定の時間(1時間、10分間など)に降った雨の量を表します。なお、アメダスのページでは前1時間の降水量を示していて、10分間降水量1時間降水量日降水量などとして発表されます。

1時間降水量の表し方

「12時の1時間の降水量」は、11時00分から12時00分までの降水量のことです。

日降水量の表し方

日付を区切りとし、0時01分から24時00分までの24時間の降水量です。

日降水量では、深夜から未明にかけて降る場合もあるので、
24時間降水量で表すこともあります。

降水量0mmでも雨は降ってるかも・・

降水量は小数点切り捨てなので、0.9mmの降水でも降水量0mmとされるので、これくらいの降水量だと雨が降っていても0mmとなります。

また30分に1.8mm降り、雨がやんで30分降らなかったとしたら・・1時間の降水量は0mmです。(0.9mmは切り捨てで0mmとなるからです。)

ちなみに霧雨や小雨は降水量0mmのようです。
霧雨は微小な雨滴(直径0.5mm未満)による弱い雨。
小雨(こさめ)は数時間続いても雨量が1mmに達しないくらいの雨です。

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降水量の表示と雨の強さの目安

では具体的に降水量がどの程度の雨なのか見てみましょう。
集中豪雨など降り方によって一概には言えませんが、以下の降水量について一般的にどの程度の雨なのか表しました。

降水量1mm、2mm/1時間

降水量1mm未満(0.9mmまで)/1時間
・・・地面がかすかに湿る程度。
降水量1mm(1.0mmから1.9mmまで)/1時間
・・・短い距離を傘なしで歩くことができます。
降水量2mm/1時間
・・・人が傘をさす雨です。
雨の強さは、1時間の降水量が3mm未満の強さの雨のことを小雨を含む弱い雨といいます。

降水量3mm以上9mmまで/1時間

降水量3mm~4mm/1時間
本降りの雨ですが、それほど強い雨でもありません。
・・・道路に水たまりができます。
降水量5mm~9mm/1時間
・・・かなり降っていると感じます。

降水量10mm以上、19mmまで/1時間

1時間の降水量10mm以上、19mmまでの強さの雨のことをやや強い雨といいます。
・・・ザーザーと降るイメージで雨の音で話し声が良く聞き取れません。地面一面に水たまりができます。

降水量20mm以上、29mmまで/1時間

1時間の降水量が降水量20mm以上、29mmまでの強さの雨のことを強い雨といいます。
・・・土砂降りです。傘をさしていても濡れる、車のワイパーを速くしても前が見づらい、側溝や下水・小さな川があふれ、小規模の崖崩れが始まるというような雨です。

降水量30mm以上、49mmまで/1時間

1時間の降水量が降水量30mm以上、49mmまでの強さの雨のことを激しい雨といいます。
・・・バケツをひっくり返したように降る雨です。道路が川のようになります。車のスピードが速いとブレーキが効かなくなるハイドロプレーニング現象が起こります。山崩れ・崖崩れが起きやすくなり、危険な場所では避難の準備が必要です。都市では下水管から雨水があふれます。

降水量50mm以上、79mmまで/1時間

1時間の降水量が降水量50mm以上、79mmまでの強さの雨のことを非常に激しい雨といいます。
・・・滝のように降る、ゴーゴーと降り続きます。傘は全く役に立たなくなります。水しぶきであたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなります。車の運転は危険とされます。多くの災害が発生します。都市部では地下室や地下街に雨水が流れ込む場合があります。マンホールから水が噴出します。土石流が起こりやすいです。

降水量80mm以上/1時間

1時間の降水量が降水量80mm以上の強さの雨のことを猛烈な雨といいます。
・・・息苦しくなるような圧迫感があります。恐怖を感じます。雨による大規模な災害の発生するおそれが強く、厳重な警戒が必要です。

また、災害の恐れのあるような雨を「大雨」、その程度が激しいものを「豪雨」と言います。

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降水量の測り方

降水量を計るのは、雨量計で測ります。
漏斗(じょうご)型の受水器(日本では直径20cmのものが標準)で受水して、その量を測ります。
公共的な気象観測には、検定に合格した貯水型雨量計又は転倒ます型式雨量計で使われています。

雨量計は、自分でペットボトルなどで作ることもできますが、市販もされています。

雨量計 簡易雨量計「雨降りくん」楽天で購入可能です。

天気予報でよく聞く降水量は、一定の時間の間に雨量計に入った雨などの体積の合計です。降水量1時間なのか10分間なのか1日なのかでも全然違ってきます。

雨の強さをみる場合にはいいのですが、弱い雨でも長い間降っている場合など累計でどうなのかと考える必要があると思います。

新型コロナウイルスの影響で家にいることも多くなるので、簡単に降水量を計る雨量計を親子で工作してみてもいいかもしれません。

神戸地方気象台/ペットボトルを使って雨量計を作ってみよう!