2020年7月2日午前2時32分ごろ、関東上空に大きな流れ星(火球)が流れました。
数分後には爆発音も聞こえたようです。
先ほど、2020年7月2日、02:32、東京上空に非常に大きな火球(おそらく明るい流星)が西から東へ流れました。数分後に室内でも聞こえる轟音が聞こえましたが関係があるかもしれません。映像は実際のスピードで再生されます。ベランダからの撮影です。 pic.twitter.com/eCYqr8uUfV
— KAGAYA (@KAGAYA_11949) July 1, 2020
つい先日(6/26)は関東の上空で環水平アークが現れ、今日も関東の上空で火球が流れて、
とちらも幸運と言われていますが、一方で地震の前兆では?と騒がれています。気になったので調べてみました。さてどうなのでしょうか?
- 火球とは?
- 7月2日の関東上空の火球
- 火球と流れ星との違い
- 火球はスピリチュアル(精神世界)なもの?
- 火球を見ると幸運
- 火球は地震の前兆?
火球とは?
火球(かきゅう、bolide)とは、一般に-3等級ないしは-4等級よりも明るい流星の事である。火玉(ひだま)とも言われる。大気中で蒸発したものも、隕石となって地表に落下したものも、一定以上の明るさで光れば、どちらも火球と呼ばれる。なお昔は、隕石となった火球を、隕星と呼ぶ事もあったが、最近はあまり使われない。 出典:Wikipedia
明るい流星を火球と呼びます。
流星(りゅうせい、英語:meteor、shooting star)は、流れ星とも呼ばれます。
0.1mm以下のごく小さな宇宙塵から、数cm以上ある小石のようなものまでが、
地球の大気に秒速数kmから数十kmという猛スピードで突入して、
大気の摩擦で燃えて輝いて見えます。
一方、流星群は、太陽の周りを回る彗星の多くのチリがあり、その中を地球が通るときに現れます。
※流星は予測できませんが、流星群は予測できます。
惑星の中で一番明るいのが金星で-4等級です。このくらいかそれ以上の明るさの流れ星のことを火球というようです。
火球は、質量が大きく、消滅するときの高さが40~50kmになることもあります。
流星が発光するときの高さは地上100~200kmぐらいです。
消滅するときの高さは70~90kmぐらいです。
※光度-等級とは、数字が小さいほど明るく、マイナスがつくともっと明るい。等級が1.0違うと、明るさは2.5倍増します。
7月2日の関東上空の火球
スカイツリーカメラに火球映ってた
風見鯨に沿って流れていったので残念
そう言えば夜中に目が覚めたのはこの音だったのか#火球#スカイツリー pic.twitter.com/iIKxSBPaWK— ぐりぐりねずみ (@NG1tOnD2ErGrzEs) July 2, 2020
東京上空で確認された火球です。#東京上空 #隕石落下 #爆破音 pic.twitter.com/8nXyMHROBK
— 火山怪鳥バードン (@bird_godziliver) July 1, 2020
うーん、爆発したのは立川市かその隣の府中市上空か?#爆発音#火球 pic.twitter.com/Ic77MLCCjb
— 前の垢にログイン出来なくなった96くん@ゲーム垢 (@ranker_games) July 1, 2020
下記のように各地で目撃されているようです。
【埼玉県から】
南の空が明るくなって、あっという間に消えた。
今朝は大火球が流れ、東京では爆発音も観測されたようです。2020年7月2日2時32分に流れた火球を、平塚の自宅から北の高い空に向けた広角カメラで見た様子です。満月よりも明るい大火球だったので、隕石になった可能性があります。富士は厚い雲のため、残念ながら観測できていません。 pic.twitter.com/mWSG7TWEr0
— 藤井大地 (@dfuji1) July 1, 2020
【東京から】
光の玉のようなものが西から東へ流れていった。
【京都府から】
2階のガラス越しに緑の光が見えた。
【徳島県から】
山の上に光の尾が付いたまぶしい塊が一直線に落ちて、山にかかる前に破裂して花火のように消えていった。
火球と流れ星との違い
火球とは?の所で記載しましたが、火球は-3等級か-4等級よりも明るい流れ星のことです。
この明るさについても明確な定義はありません。
火球と流れ星の明確な違いは、明るさだけのようです。
火球はスピリチュアル(精神世界)なもの?
スピリチュアルとは、宗教的、精神的な物事や教会に関することを意味します。
「スピリチュアル」という言葉は知っているけれども、占いや超常現象、超能力などのニュアンスで捉えています。
実際、私もそのような感じかな?ぐらいの認識です。
この火球など滅多に見られない現象を見ることができることで、スピリチュアルと結び付けて考えられることが多いと思います。
火球を見ると幸運
火球のような珍しい気象現象を見ることができるのは、少ない確率なので、幸運(ラッキー)だといわれています。
全国でもひと月に数回、数秒の現象を見ることはあまりないことです。そのうえ、火球はまず夜でないと見ることができません。
この7月2日の2時半ごろなので、ほとんどの人は就寝中だったと思われます。また起きている人でも空をすぐ見られる状態の人もほとんどいないと思います。
そのような中でも火球を見た人は40人くらいいたのでは?とウェザーニュースで言われています。約2%だそうです。
空が光るのを見ただけの人はもう少しいると思いますが、ピンポイントで見ることができた人は幸運ですね。
火球は地震の前兆?
そしてあまり見ることができないこのような気象現象が起きた時に、必ずと言っていいほど噂をされるのが、地震の前兆では?ということです。
地震の予知に関しては今のところ、日本地震学会は、決定論的な「地震予知」はできないとされています。
先月このブログの環水平アークと地震の所でも記載しました。
吉兆幸せの環水平アークとは?現れる条件と彩雲の違い
地震の予知については、地震のことやそれに伴う地殻、気象について、あらゆる方面でまたこれからもこれまでも長い年月、研究されていると思います。前兆とか、少しでもわかればいいのにと思います。ただ難しいのでしょうね。
例えば、過去に大きな地震の前に「火球」が見られたとしても・・・
火球はひと月に数回、日本全国でも目撃されています。
そのたびに大きな地震があるわけではありません。
最後に
今回の火球は直径50センチほどの隕石(いんせき)の可能性があるようです。
燃え残った破片が地上に落下した可能性もあり、アマチュア天文家の日本流星研究会が解析しています。
隕石なのか、どれくらいのものなのか?わかったら詳しいことを記載したいと思います。