通り雨の定義と見分け方は？にわか雨(驟雨)と夕立の違いが何か調べてみた！

梅雨がもうすぐ明けそうですが、毎日のように、にわか雨が降っています。
雨の用語で、よく使う「にわか雨」と似た言葉で、通り雨、驟雨、夕立があります。
それぞれの意味と違いを調べてみました。

Contents

通り雨の定義

通り雨を辞書で見てみると
さっと降って、すぐやむ雨のことです。出典：デジタル大辞泉（小学館）より

気象庁の雨に関する用語で見てみるのですが、「通り雨」という言葉は出てきません。
ちなみににわか雨、夕立は出てきます。

つまり通り雨の定義は気象庁にはないので、
通り雨の定義は、辞書で示されている通り、さっとふって、すぐやむ雨ということでいいのではないでしょうか。

気象庁の雨に関する用語の中に通り雨という用語がないので、定義しづらく、見分け方がはっきりわかりません。

言葉の辞書の如く、さっと降って、すぐやむ雨なら通り雨です。

「さっと降って」という言葉には雨の量はわかりません。つまり短期に集中して豪雨であっても通り雨ということです。

通り雨は気象用語には出てきませんが、にわか雨(驟雨)や夕立は出てきます。
違いを見てみましょう。

「にわか雨」という言葉は馴染みがありますが、「驟雨(しゅうう）」という言葉は、普段あまり使いません。

にわか雨とは、急に降りだしてまもなくやんでしまう雨、驟雨(しゅうう)のことです。出典：デジタル大辞泉（小学館）より

気象用語では、にわか雨（雪）に関する用語という分野に位置づけされていて、
降水が地域的に散発する一過性の雨のことをいいます。

急にどっと降りだして、しばらくするとやんでしまう雨。にわか雨。夕立。《季夏》出典：デジタル大辞泉（小学館）より

にわか雨の意味は驟雨と出てきますが、驟雨を調べるとにわか雨と夕立も出てきます。

１夏の午後に降る激しいにわか雨。雷を伴うことが多い。白雨(はくう)。《季夏》
２夕方になって、風・雲・波などの起こり立つこと。
出典：デジタル大辞泉（小学館）より

気象庁の用語では雨に関する用語の分野で
夕立は、夏季のみに用いるとあります。

すごく曖昧で、調べても言葉の意味を理解するしかないのですが・・・

通り雨は、さっと降って、すぐやむ雨
にわか雨は、急に降り出し、まもなくやむ雨のことです。
降ったり、やんだりを繰り返す場合は、「通り雨」「にわか雨」と呼ぶのでしょうか？
そして、驟雨と夕立は夏季限定です。

通り雨、にわか雨、驟雨、夕立の違いをまとめましたが、
通り雨とにわか雨の明確な違いがわかりません。
詳しく調べて、また追加修正もしていきたいと思います。