5月10日の珍百景では宮城県の郷土料理あざらのことが取り上げられます。あざらは発酵食品ですごい臭いがします。好き嫌いがはっきり出ます。あざらとはどのような料理でしょうか。作り方レシピについても調べました。
- 「あざら」とは?
- 「あざら」はどのような味?
- 「あざら」の作り方
「あざら」とは?
あざらは、バラメヌケ(メヌケ)のあらと白菜の古漬けを、酒粕と共にトロ火で煮込んだもの。宮城県の気仙沼地方の料理。
元々は旧正月に各家庭の残り物を煮たところから始まったと言われる。 また、春を迎えて白菜の処理に困った家庭で考案されたという説もある。
現在、一般家庭ではほとんど作られていない。小料理屋で出される程度である。出典:Wikipedia
私は「あざら」という料理もその材料となるメヌケとも知りません。どのような魚でしょう。
メヌケとは
硬骨魚綱スズキ目メバル科海水魚で、体が赤く、体長40~60cm以上になる。釣り上げられたとき、水圧の急激な変化により目が飛び出すことから、「目が抜け出る」という意味でメヌケの名があります。高級魚です。
薔薇目抜 バラメヌケ。カサゴ、メバルの仲間で深海魚です。 pic.twitter.com/UeUUBZaU68
— 栄喜知 Eikichi (@eikichikyoto) 2018年8月18日
「あざら」はどのような味?
臭いはスゴイが、味はやみつきになるとのこと。とてもおいしいようです。
「あざら」の作り方
各家庭によって、味付けは少しずつ異なります。
3月の白菜の漬物が酸っぱくなった頃に使います。
- 白菜の古漬けを軽く絞り、食べやすく(3cmぐらい)切る
- 柔らかくなるまで水で煮る
- 蒸らしてからザルにあげ、数回洗う
- 細めの流水で塩気を抜く(1時間~半日)
- 白菜をくずれない程度にしぼって水気を抜いておく
- 鍋にメヌケのあら(赤魚で代用でも良い)を煮る(水多め、塩少々)
- 脂が出てきたら、しぼった白菜を入れて具材がかぶる程度の水を入れて煮る
- 煮詰まってきたら酒粕を入れる
- 混ぜながらさらに弱火で煮込む
- 隠し味として各家庭の調味料を入れる
※メヌケのあらを煮るときに入れても良い
※酒粕を入れると焦げやすくなるので注意する。
隠し味の例
味噌、醤油、砂糖、酢、七味、酒唐辛子、ニンニクなど
メヌケが用意できない時はシーチキン、鯖の水煮缶でも良いです。
食べきれずに残った、お正月用の白菜塩漬けが酸っぱくなったら。 酸膜酵母をよく洗い、刻んで一晩水にさらします。 #あざら pic.twitter.com/qoHcyU7Z9F
— 呑み鉄 (@nenegi) 2019年1月13日
#仙台市青葉区国分町 #Bisuiはんぞう #まんさくの花 #山川光男 #あざら #空豆焼 気仙沼出身の親方が気仙沼の食材を使って気仙沼の郷土料理などを出してくれます❣️ pic.twitter.com/MVsbIpQq2I
— mars 2019 (@2019Mars) 2020年3月26日
この見た目どうなの…でも、これがめちゃくちゃすごい発酵食品だった!#発酵食品 #あざら #東北https://t.co/KiayFYfCUK
— TABI LABO (@tabilabo_news) 2016年11月26日
見ると食べたくなる〜😋#あざら pic.twitter.com/53ItNyN2PK
— michirou (@michirou8) 2015年12月29日
あざらは正月料理の残り物を捨てるのがもったいないということでできた料理です。家庭によって若干の作り方、入れるものが違います。臭いがスゴイようなので、苦手なのですが、作り方レシピを見てアレンジして作ってみたいです。実際に本場の味も食してみたいです。