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14光年ってロケットで何年?地球型惑星に生命体はある?

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オーストラリアの
ニューサウスウェールズ大学の研究チームが、
南米チリにある欧州南天天文台の大型望遠鏡で
地球型の惑星を発見。
距離は、地球から14光年です。


居住可能なという意味の
ハビタブル惑星の中で、
一番地球に近い惑星だそうです。

地球から、大型望遠鏡で、
確認できるという技術が、すごいことです。
中でも、14光年という距離って
どのくらいの距離でしょうか?

 

1光年とは、
光の速度で1年間かかる距離の事です。
光の速さは、秒速約30万kmなので、

1光年は、
30万km×60秒×60分×24時間×365日=
約9.5兆kmぐらいです。

14光年は、
9.5兆km×14光年=133兆kmになります。
ロケットでも何十万年もかかります。

 

地球から至近距離にあると
学者は言われていますが、
気の遠くなる話です。

ちなみに、地球の隣の惑星で、
一番近いのが、金星です。
地球からの平均距離
(最近)約4000万km
(最遠)約2億6000万km
秒速10kmのロケットで行くとしたら、
約50日かかります。

月までの距離は38万キロなので、
金星までの距離は、
近いときの距離で、100倍以上です。

 

 

この発見された惑星は、
赤色矮星(わいせい)「ウルフ1061」を周回する
3つの惑星の1つです。

惑星は、
3つとも固い岩盤が存在している可能性があり、
ウルフ1061cという惑星は、
恒星との距離が、極端な暑さや寒さにさらされない圏内で、
液体の水が存在している惑星のようです。

ウルフ1061cの重力は、
地球の約1.8倍。

一方は常に恒星の方を向いていて、極端に暑く、
反対側は常に日が当たらず、極端に寒い環境のようです。

 

質量が地球の4倍を超えていて、
固い岩盤をもつ可能性があることから
スーパーアースと呼ばれています。

 

今回発見したヨーロッパ南天天文台(European Southern Observatory、略称:ESO)とは、
ヨーロッパ14ヶ国とブラジルが共同で、
運営する天文観測施設です。
チリにある天文台を運営していて、
ラ・シヤ天文台(La Silla Observatory)、
パラナル天文台(Paranal Observatory)、
チャナントール天文台(Llano de Chajnantor Observatory)が
おもな施設です。
このような大型望遠鏡を設置していますが、
すごいですよね。

日本も、現在、
アメリカ、カナダ、中国、インド、日本の5か国共同で、
30メートルの超大型光学赤外線望遠鏡を
ハワイ島マウナケア山頂に建設中です。

 

宇宙開発をすることで、
地球の気候変動や天変地異の
現象の解明につながることが目的と信じたいのですが、
膨大な費用を使って、
途方もない研究が、
私たちにとって、
有効になのでしょうか?

宇宙にロマンを感じる人も多いですが、
私は、むしろ私たち人間や地球にとって、
知れば知るほど、無限に思えて、
宇宙については、
想像の世界であってほしいと願います。

 

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