昔から、一般的に、「夏の炎天下の水やりは避けたほうがいい」と言われていますが、
夏の炎天下だけでなく、畑(地植え)の野菜の水やりは、しなくていいのです。理由とどれくらいの頻度で水やりをすればいいのかを紹介します。
※畑の規模、土質とか植えてる野菜によって違いがあります。
夏の炎天下での水やりを避ける理由
夏の暑い日中に植物など野菜に水やりをすると、気孔が閉じて葉内部の温度が上がったり、水滴によるレンズ作用で葉が焼ける場合があるからです。
畑の夏の水やりはしなくていい?
初心者の私は、毎日夕方に、夏の暑い畑に水やりをしていましたが、
「畑での水やりはほとんどしなくていい」
ということを聞いて、愕然としています。
畑に苗を植え付ける場合を除いて、畑の野菜に水やりをしすぎるのは、良く無いようです。
水やりをしなくていい理由
では、なぜ水やりをしなくていいのでしょうか?
野菜の根を伸ばすため
水やりをすると、野菜の根を深く伸ばさなくなります。
水やりをすると水の量が少ない為、土の表面だけが濡れます。
つまり野菜もその土の表面にしか根を伸ばさないのです。
常に水やりをしていると、根を伸ばす必要もなく、水がないと生きられない弱い作物になってしまいます。
根は、土の中から水分や養分を引き上げ、また体を支えるという役割があります。
根っこを伸ばすことで、水分や養分をしっかりとることができ、野菜が育っていきます。
野菜の葉がしおれて心配
野菜の葉が、多少しおれていてもそれは、葉っぱからの水分の蒸発を防ぐためにしおれているだけなので、心配しすぎなくて大丈夫のようです。
水やりする頻度といつ(時間)
夏の日でも畑の水やりの頻度は、1週間に1度若しくは雨任せでいいようです。
畑で野菜等を育てている方に質問です。水やりの頻度はどのくらいですか?私はプランター栽培なので、晴れの日はほぼ毎日水やりしていますが、畑だとどうしているのかなと知りたくなりまして…。ぜひ教えてください!そもそもこの選択肢でいいのか謎。選択肢にない場合はコメント頂けると嬉しいです!
— お天気めがね@家庭菜園 (@MtVegetable) June 12, 2019
ただ野菜がしおれていたら心配になります。水やりの頻度といつするのかは、野菜を観察してみるといいと思います。
朝に野菜の葉がしおれていたら
夏の昼間は、野菜の葉から水を出して体温調整のため、しおれます。
①夕方から日の入り近くになると、野菜の葉は、シャッキとしてきます。
②朝(日の出ごろ)には、野菜の葉がシャッキとしていたら、水やりをしなくていいです。朝もまだしおれていたら、水やりをしましょう。
水やりをした方がいい場合
どんな時でも水やりをしない方がいいのではなくて、した方がいい場合もあります。
畑に苗を植え付ける場合
畑に苗を植え付けて、根が定着するまでは、水やりは必要です。
初めてまして!自分も今年から自然農法、自然栽培で栽培しています。
自分の参考文献では、基本的に1週間以上日照りが続いたら、たっぷり水をやる、とあったのでそんな感じでやっています☺️
— きびてつ@自然栽培&有機農業実践中 (@3FHpbuT3dt7A4C5) September 14, 2019
まとめ
畑のメリットを活かせず、知らずに毎日トマトに水やりをしていました。
気づいたときには、今週もずっと雨の日が続いていて、心配です。
水をやり過ぎたり、何回か折れたプチトマトとフルーツルビーEXですが、いっぱい収穫できました。