2020年11月10日 午前2:35 ~ 午前2:45 (10分)チコちゃんに叱られる!チコっとだけスペシャル(NHK)は「指がポキポキなるのは何の音?」が放送されます。
私も昔指を鳴らす癖があったので、調べました。
指がポキポキなるのは何の音?
「関節の中で気体がはじけている」という説が一番有力だそうです。
関節には関節包という組織があって、関節包の中は滑液という粘り気のある液体がはいっています。滑液はヒアルロン酸やたんぱく質を含み、骨と骨がこすれて傷つかないように、クッションのような役割をしています。
しかし、指をひっぱると、関節包内の滑液の圧力が一気に下がり、滑液の中にガスが生まれて気泡になり、それがはじけてポキッというクラッキング音が鳴るということなのです。
2015年のアメリカのシカゴで開催の北米放射線医学学会でカリフォルニア大学保車線医学教授のRobert Boutin氏が発表しました。
クラッキングの癖は良くない?
指をひっぱりした刺激によりできたガスは、その後ゆっくりと滑液に再び溶けていき、10~20分で元に通るようです。
ウワサでは「あまりクラッキング(指をポキポキ)すると関節が太くなる」ということです。
結論から言うとクラッキングは特に影響はないということです。
Robert Boutin氏によると、指関節を鳴らしたことによる有害な影響はない、腫れや握力の低下も認められなかったそうです。
ただ、長期的な害などは、別の方法で検討する必要がある、と言っています。長期的な実験はやっていないからでしょう。
私の場合、両手の指でポキポキやっていたので、比較するものがなかったのですが、前に比べて指の関節が太くなったと思っていました。ただ、ポキポキをならすのを辞めても、関節が細くなったこともなかったのですが、いつの間にかそのことも気にしなくなっていました。
短い期間しかクラッキングをしていなかったので、長期的に見てどうかはわかりません。
指を鳴らす癖を直す方法
指を鳴らすのが癖になった理由は、「ポキポキ」という音が聞きたいから、指の体操のつもりで鳴らしていた、手持ち無沙汰から・・・などです。
指を鳴らすことは、あまり良くないこと、と意識して思えば癖は直ると思います。