基本的に茄子 ナス(なすび)の種(たね)が黒い点々(ぶつぶつ)の状態になっても食べられます。
しかし種(たね)以外の部分の状態によっては食べられないこともあるため、茄子 ナス(なすび)の全体を見て食べられるか否かを判断することが大事です。
茄子 ナス(なすび)は足が早いため、新鮮な見極め方や正しい保存方法を知って、おいしく味わえるようにしましょう。
茄子 ナス(なすび)の種(たね)が黒い状態でも食べられる!
種が黒いだけの場合は問題なく食べられます。
種の周りが薄っすらと変色している場合も、調理をすれば食べることは可能です。
しかし鮮度は落ちているため、風味はあまりよくありません。
そのため茄子の素焼きなどの色や味、匂いがわかりやすいレシピは避けたほうが良いです。
茄子 ナス(なすび)の種(たね)が黒くなる理由
茄子の種が黒くなる理由は大きく2つあります。
①茄子(ナス)の種が黒くなるのは低温障害が原因
茄子(ナス)は夏に収穫する野菜のため低温が苦手です。
そのため野菜室などの低温で2日から3日保存すると、低温障害によって茄子の種が黒い状態になります。
一般的には茄子の種が黒くなると、種の周りも薄茶色に変色します。
②茄子は水分が豊富だから劣化しやすい
茄子(ナス)はトマトと同じくらい水分が豊富な野菜です。
体温を冷やしてくれるというメリットがあるものの、水分の多い野菜は傷みやすいというデメリットもあります。
特に低温の場所に保存すると早く水分が抜けやすくなるため、劣化しやすい種から黒く変色していきます。
茄子の黒い種が目立たないレシピ
黒い種が目立たなくなる茄子のレシピを以下にまとめました。
①麻婆茄子(マーボーナス)
②茄子(ナス)とツナの炒め物
③ラタトゥイユ
④茄子(ナス)のグラタン
⑤茄子(ナス)とシシトウのソース炒めなど
色の濃い調味料や他の素材を混ぜると、黒い種を気にせずに茄子(ナス)料理を味わえます。
皮が変色している茄子(ナス)はNG!
種が黒い場合や種の周りが少しだけ変色している場合は食べられますが、次の状態の茄子は食べないのが無難です。
カットしていない茄子(ナス)は下記の3点を確認すれば、腐っているか否かがすぐにわかります。
もしカットして保存している場合は、生ごみなどの異臭がしないか匂いを嗅いでみましょう。
①茄子(ナス)皮が茶色く変色している
この状態の茄子は腐りかけているので、思い切って処分した方がいいでしょう。
②茄子(ナス)の感触がブヨブヨ
茄子の感触がブヨブヨの場合、腐っている可能性があります。
③茄子(ナス)のヘタに白カビ
鮮度の良い茄子(ナス)の見極め方
茄子(ナス)の種を黒い状態にしないためには、まず新鮮な茄子(ナス)を選ぶことが大切です。
直接触れなくても確認できるポイントを確認して茄子(ナス)を選びましょう。
①茄子の皮がハリとツヤがあり、色ムラがない
②茄子のヘタがトゲが尖っていて固い、上部の切り口が綺麗
黒い種の茄子(ナス)にさせない保存方法
鮮度の良い茄子(ナス)を手に入れたら、なるべく早く正しい保存方法で保存しましょう。
野菜室で保存する場合の保存方法は次の通りです。
保存した場合でも、2日から3日で食べ切るのが理想的です。
カットした茄子(ナス)を保存する場合は野菜室ではなく、冷凍庫で保存したほうが茄子(ナス)の鮮度をある程度キープできます。
①1個ずつラップで巻く
②ポリ袋やジッパー付きの袋に入れる
まとめ
黒い種がある茄子 ナス(なすび)は、炒め物などにして早めに食べ切りましょう。
ただし皮が変色していたり異臭がしたりする茄子は処分したほうが良いです。
フードロスを防いで茄子を最後までおいしく味わうためには、鮮度の良い茄子を正しく保存して早く消費するということが重要です。