電球の全方向と広配光と下方向タイプの違いは、光の広がり方の違いです。どのように違うのか調べました。
光の広がり方比較
LED電球は、光の広がり方が従来の白熱電球と異なります。
※従来の白熱電球の光の広がり方に一番近いのが、LED電球の全方向タイプです。
光の広がり方は、光の方向や広がる角度(配光角度)によって、LED電球は、3つのタイプに分かれます。
従来の白熱電球とLED電球3つのタイプの違いを見てみましょう。
白熱電球、LED電球の光の広がり方の違い
白熱電球の光の広がり
白熱電球の光の広がりの角度は約300度です。
全方向タイプ
全方向タイプは、光の広がりが約260~300度です。
全方向タイプおすすめの使用場所
部屋全体を明るく照らしたい、しっかりと光がほしい場所におすすめです。
オフィスや事務所、リビング
広配光タイプ
広配光タイプは、光の広がりが約180度です。
広配光タイプおすすめの使用場所
広範囲を明るく均等に照らします。
受付や事務所、書斎や玄関などの空間におすすめです。
下方向タイプ
下方向タイプは、光の広がりが約120~140度です。
下方向タイプおすすめの使用場所
ダウンライトやスポットライトなど手元、足元にあかりが必要な場所を照らします。
トイレ、洗面所、廊下など狭い空間におすすめです。
LED電球の取替の重要ポイント
LED電球の取替で電球の選び方で、光の広がり方の他重要なポイントを紹介します。
断熱材施工器具対応かどうか
ダウンライトなど天井等に断熱材を持ち上げるようにして取り付けられた照明器具に
LED電球を取付けると断熱材でLED電球が放熱できずに、温度が上がりLED電球の寿命が短くなる場合があります。
断熱材施工器具に取付ける場合は、対応電球か確認しましょう。
密閉器具対応かどうか
洗面所や浴室でプラスティックのカバーに覆われた密封された照明器具に対応しているかどうか確認しましょう。
LED電球が対応する器具かどうか
①調光(明るさが調節できる)機能のた器具や回路(段調光器具も含む)
②白熱電球専用の人感センサ付器具
③非常用照明器具、誘導灯器具
④水銀灯などのHIDランプ用器具
電球の明るさを選ぶ
40形相当、60形相当、100形相当など明るさ
LED電球の消費電力であるワット数は、白熱電球に比べて少なくて済むので、どのくらいの明るさにするか確認しましょう。
電球の口金のサイズを確認
数字は口金の直径です。替えたい電球もしくは、照明器具に口金のサイズが記載されています。
E26口金か17口金 がほとんどです。わからなければ、測りましょう。
ボルトの確認
電圧であるボルト(V)は、電球の頭に100Vか110Vが表示されています。
110V表示の電球の方が長持ちするので、できれば110V表示の電球を選びましょう。
光の色味を選ぶ
電球の光の色味もたくさんあります。
用途にあわせて、選びましょう
まとめ
昔、高かったLED電球も価格が下がり、種類も豊富になり、お求めやすい価格になっています。