内祝いをするときのタブーについて、3/1~半返しで送料込みが一般的、半返し以上、洗剤はだめ なのか。そしてもらって困るもの おすすめなどを調べました。
内祝いとは お返しとは違う?
まず、内祝いについてどのようなものなのか見てみましょう。
内祝いとは?① 身内や親しい者だけでする祝い事。 ② 自分の家の祝い事の記念として、 交際のある人々に贈り物をすること。また、その贈り物。出典:『三省堂 大辞林』
お返しとは、人から物を贈られたときに、返礼としてその人に物を贈り返すこと。「うつり」、「おうつり」とも。 出典:Wikipedia
このように内祝いは、身内や親しい人だけでする、祝い事の記念として贈り物をすることのようですが、今ではお祝いをもらったお返しとして捉えています。
ただ一般的な内祝いのマナーは、親族や地域によって、大きく違うと思いますので、まずは自分の親族や地域の事を確認することが一番です。
内祝いの金額「半返し 以上」はだめ!
いただいたお祝いの半額程度が一般的な相場です。
ただし10万円など高額の場合や身近な親戚の場合は、3分の1のお返しでいいでしょう。
結婚祝いをいただいた人で、披露宴の出席者には、引出物を渡すのでお返しは必要ありません。
親の場合は、いくら高額をもらっても5千円程度で十分ではないでしょうか?そのほうが、親もうれしいのでは・・・
義両親も、同じ思いでしょう。
内祝いの品物で「洗剤」はだめ!
内祝いの品物で、洗剤は上位に入っています。
「だめ」な理由が2つあります。
①快気祝い「病気を洗い流す」という意味がある
快気祝い「病気を洗い流す」という意味として選ばれるので、
「結婚、出産などの内祝いには向かない」と捉える人もいらっしゃいます。
でも実際は、私の周りもそんなことを気にしている人はいませんし、私個人の意見ですが・・・気になりません。
②決まってるメーカーがある
洗剤は、決まってるメーカーがあってそれ以外は使いたくないという人もいるようです。
「匂い」や「無添加」を気にするからです。
※私もそうですが・・・
内祝い もらって困るものは何?
名入ギフト(名前入りの品物)が人気です。
タオル、スウィーツ、ジュース など 様々な名入ギフトがあり、喜ばれています。
名入ギフトでもらって困るものを理由とともにあげてみました。
赤ちゃんの名前、顔の描かれたカステラ
だめなわけではなく、もらってとても嬉しいのですが、カステラを切るのに抵抗があるようです。
「字」なら大丈夫ですね。
内祝いは消費税込み・送料込みでいい?
内祝いの品物を選ぶ基準について、消費税込みで選ぶのかどうか迷います。
以前、実際に内祝いを選んだとき、店の人に相談すると、「その人それぞれです。」と言われました。
その品物は税抜きでは購入できないので消費税込みの品物を選んでいいでしょう。これも決まりはないので、参考程度にしてください。
そして送料の場合ですが・・・例えば同じグループの友人で近くと遠くの住まいの方の場合、遠くの友人にも送料がかかるけれども同じ品物にすると思います。なので送料に関しては送料込みではなく送料別でいいでしょう。たとえば、1万円のお祝いをいただいた場合には、半返しとして5000円の商品を選び、送料については半返しの金額に含めないということです。
お祝いを品物でいただいた時
お祝いを品物でいただいた時の内祝いに困りますね。中には高価なものもある場合があります。お祝い品の値段をネットで検索をして、だいたいの金額の把握をし、その半返しをするといいと思います。ただお祝い品の値段を調べるという事自体、それがいいかどうかは意見が分かれるところでしょう。(相手に気付かれなければ問題ないと思いますが・・)
ネットなどで品物の金額を調べなくても、明らかに高価な物をいただいていない場合は、1,000~3,000円くらいのものを選んでいいでしょう。
お祝いを連名でいただいたときの内祝い
連名でお祝いをいただいた時の内祝いも、迷います。
2、3人やもっと大人数の場合もあるでしょう。
2、3人の場合は個々に、大人数の場合は、まとめてお返ししてもいいでしょう。
その時は、人数等を考えて分けることのできる詰め合わせや個別包装のものを選ぶといいでしょう。
内祝い 商品券でしてもいい?
様々な方に内祝いを贈るので、好みもあるし、使ってもらえるものを・・と考えると商品券にしたいと思います。最近は商品券でいただく場合も多いと感じます。ただし、商品券を贈ることで失礼に当たる場合があるので注意が必要です。
商品券を内祝いにしない方がいい場合
①商品券は金額がわかってしまうので、特に職場の上司など目上の方にはやめましょう。
②その方の住んでいる地域で、その商品券が使えるかどうかも考えましょう。
③お祝いを品物でいただいた場合はやめましょう。
内祝い おすすめの品物
タオル・シーツ・洗剤などの生活用品
お菓子・スイーツ
カタログギフト
商品券・ギフトカード
内祝いの時期
「1ヶ月以内」が目安とされています。
結婚内祝い
結婚内祝いは、式から1ヶ月以内、結婚式を挙げていない場合は、入籍をしてから1ヶ月以内が目安です。
できるだけ早く内祝いをする方がいいでしょう。
出産内祝い
出産内祝いは、お宮参りが終わる、赤ちゃんの生後1ヶ月の頃にするのが目安です。
内祝いは、できれば直接渡したいですが、なかなかそうもいかなくて郵送や宅配便で贈ることになることが多いと思います。その時は感謝の気持ちを書いたメッセージカードなどを添えたいですね。