兵庫県宝塚市の清荒神清澄寺(きよしこうじんせいちょうじ)では、他のお寺で「してはいけないこと」が「許されること」である「賽銭持ち帰り」について、また清荒神清澄寺が、仏様と神様が祀られていることなども紹介します。
清荒神清澄寺の「してはいけないこと」「許されること」
他のお寺で、してはいけないのに、清荒神清澄寺では許されていることは「賽銭を持って帰っていい」という事です。
清荒神清澄寺の賽銭持ち帰りが許される理由
荒神影向の榊では、お供えされた賽銭を持って帰り「財布に入れるとお小遣いに困らなくなる」と言われています。
次の参詣の時に「賽銭を倍にして返す」風習があります。
宝塚の清荒神清澄寺さんの荒神影向の榊。榊(大事なことなので2回言う)。
ここに投げ込まれたお賽銭を持ち帰っるとお小遣いがよく貯まるそうです( ☆∀☆)そして次、お礼参りでお賽銭を投げ込むんだそうですよ! pic.twitter.com/Q5nl7A1Wmd— 木偏 (@kihen10) 2019年3月26日
お参りしたら、ご本社の背後にある「荒神影向の榊」に供えられたお賽銭を持ち帰って紙に包み、財運アップを願ってお財布に入れておきましょう。ただし、次のお参りの時には持ち帰った倍のお賽銭を返すことを忘れずに。 出典:宝塚市国際観光協会
清荒神清澄寺(きよしこうじんせいちょうじ)とは?
兵庫県宝塚の地元では、「荒神さん」と呼ばれ親しまれています。
清荒神清澄寺は兵庫県宝塚市にある寺院。真言三宝宗の大本山。摂津国八十八箇所第72番札所。
寛平8年(896年)に宇多天皇の勅願寺として静観僧正により建てられました。
清荒神清澄寺は、仏様と神様が祀られている
清荒神清澄寺は、お寺です。「真言三宝宗 清荒神 清澄寺」
清荒神清澄寺のご本尊、大日如来様の守護神として、かまど神の一種として、火の神・台所の神である三宝荒神様が祀られています。
本尊は大日如来で重要文化財に指定されています。
鎮守社として三宝荒神社があり、竃の神の荒神などを祀る神仏習合から「清荒神清澄寺」の名称があります。
三宝荒神御尊影の御札の祀り方(やってはいけないこと)
清荒神清澄寺の火の神・台所の神である三宝荒神御尊影の御札(おふだ)は、仏壇に祀らないで台所の清らかな場所で、神棚に祀りましょう。
①目の高さよりやや上に祀ります。
②御札は東向き、又は南向きがいい。家の間取りによっては、どこでもいいのですが、北向きだけは避けましょう。
③神棚が置けない場合は、台所の目の高さよりやや上で柱か壁にテープ等で貼って祀ります。
清荒神清澄寺 三宝荒神御尊影(おふだ)の祀り方の動画
清荒神清澄寺の住所
兵庫県宝塚市米谷字清シ1番地
清荒神清澄寺のアクセス交通
阪急宝塚線 清荒神駅 徒歩約15分
(駅前より山門まで、店舗と露店が約200軒並ぶ)
年末年始と1月の土日祝日は、宝塚駅・歌劇場前より阪急の臨時バスが参道入口(駐車場)まで運行。
駐車場:無料(約380台)有り。
※大晦日から正月三が日と1月の土日祝日は交通規制の為、周辺は車の乗り入れが出来ない。
※コロナウイルス感染拡大の影響で宝塚駅~清荒神駐車場まで運行の直通路線バスは、運休している時期がありました。運休の可能性もあります。