リトミック教室が家の近くにないケースも少なくありません。
リトミック体験は日常生活の中でもできます。教室に通えない場合の自宅でできる簡単なリトミックのやり方を紹介します。
リトミックとは(簡単に)?
リトミックとは、音楽に触れることで音楽能力や身体能力、知的能力などの様々な能力を引き出すことを目的とした教育のやり方です。
0歳からできる教育方法です。
0歳児のリトミックのやり方
リトミックは音楽に触れるのが基本です。
とは言え特別な音楽を用意する必要はありません。
以下のようなやり方ならば、おもちゃなど道具がなくても
簡単にリトミック教育を取り入れられます。
①手遊び歌
②抱っこで強弱をつける
手遊び歌は動画配信サービスを活用するのもおすすめです。
また抱っこの仕方を変えるだけでもリトミック体験をさせてあげられるので、まずは抱っこで強弱をつけることからはじめるのも良いでしょう。
手遊び歌におすすめの音楽
0歳児の場合、小さい動きは見えていないことが多いです。
そのため大きく身体を動かせる手遊び歌がおすすめ。
次のような手遊び歌を使って身体を動かしましょう。
①まあるいたまご
②大きな栗の木の下で
③とんとんとんとんひげじいさん
④グーチョキパーでなにつくろう
上記の手遊び歌を歌うときに大切なのは、赤ちゃんの目を見ながら楽しんで歌うこと。
そうすると赤ちゃんも集中して、音や動きを聞いたり見たりしてくれます。
抱っこで即時反応体験をさせる
抱っこをしながらたまにピタッと動きを止めるというやり方も、リトミック教育になります。
例えば次のようにして抱っこに強弱をつけましょう。
★「ゆーらゆーら」と声をかけながら抱っこして「ピタッ」という声に合わせて止まる
リズム感や表現力を養うのに効果的な即時反応を体験させられます。
リトミック スカーフを使った遊び方
リトミックは、スカーフで視覚や聴覚を刺激するやり方もあります。
リトミックスカーフを使った遊び方は、赤ちゃんの視覚や聴覚を刺激する他、リズム感や想像力を磨く効果も期待できます。
次のようなやり方で遊びましょう。
①スカーフを空中の上のほうに向かって投げる
②音に合わせてスカーフの振り方を変える
③数色のスカーフを手の中に隠しておき、手のひらを開いてスカーフを見せる
10色ほどのカラーがセットになっていることがほとんどなため、複数のカラーを使って上記の遊びを試しましょう。
楽器などを使うリトミックのやり方
0歳の赤ちゃんには、たまに楽器を使ってリトミック教育をするのもおすすめです。
おもちゃを使うと赤ちゃんが興味を持ちやすくなるため、
リトミック教育を続けやすくなります。
高価な楽器を用意する必要はありません。
一般的なおもちゃの楽器で大丈夫です。
簡単に音が出る楽器をチョイス
0歳児に相応しいのは以下のような楽器です。
①ラッパ
②ベル(鈴)
③タンバリン
はじめは楽器を口の中に入れるなど、本来の使い方とは違う使い方をすることもあります。
しかし上記のような音がなる楽器は赤ちゃんが興味を持ちやすいです。
次第に楽器を動かしたら音が鳴るということを理解できるようになります。
そうして楽器の感触や音を確かめることで脳が活性化されるのです。
まとめ
今回紹介したやり方ならば、自宅でも0歳の赤ちゃん向けのリトミックができます。
「教えなくちゃ」と意気込むのではなく、まずは親子で楽しむことが大切。
最初は反応を見せなくてもリトミック体験はできています。
次第に何らかの反応を見せることがほとんどなため、パパやママは楽しみながらリトミックを継続しましょう。