合皮のサッカースパイクは手入れがしやすいものの、細かい部分に汚れが溜まりやすいため、使うたびに隅々まで汚れを落とすことが大切です。
一般的な靴とは汚れやすい場所が違うため、手入れの仕方や頻度も異なります。
合皮のサッカースパイク専用の手入れの方法を把握して、毎日サッカースパイクを快適に履けるようにしておきましょう。
サッカースパイク(合皮)のお手入れ(修理)方法
使ったら必ず基本的な手入れをすることが重要です。
手入れに必要な道具と手順
合皮のサッカースパイクの基本的な手入れに必要な道具は次の通りです。
①柔らかい布
②歯ブラシ
以下の手順でお手入れをします。
①サッカースパイクの靴紐を緩める
②歯ブラシを使ってスパイクの表面と底面についた泥や芝を落とす
③水に浸した柔らかい布を固く絞る
④スパイクの表面を④の布で水拭きする
ひどい汚れでなければ、上記の手入れで汚れは落ちます。
サッカースパイクの内側も乾す
サッカーをすると足裏に大量の汗をかくため、手入れをする際はサッカースパイクの内側もしっかり乾かすことが重要です。
直射日光の当たらない風通しの良い場所で、サッカースパイクの内側を乾かしましょう。
サッカースパイクの紐を緩めておけば、通気性が良くなるので広範囲までしっかり乾かせます。
基本的に中敷きは外す必要がありませんが、臭いが気になった場合は中敷きを外して手入れをしましょう。
雨で濡れたときのお手入れに必要な道具と手順
サッカースパイクが雨で濡れた場合は、次の道具を使って手入れをしましょう。
①柔らかい布
②新聞紙
手入れの手順を以下にまとめました。
①柔らかい乾いた布でスパイクについた水滴を拭く
②紐を少し緩める
③新聞紙をスパイクの中に入れる
④日陰の風通しの良い場所で乾燥させる
急いで乾かしたいからと言って、ドライヤーを使って乾かすとスパイクが傷んでしまいます。
そのため必ず自然乾燥させることが重要です。
汚れがひどいときのお手入れに必要な道具と手順
基本的な手入れの方法で汚れが落ちない場合は、スニーカー用のシャンプーを使って手入れをしましょう。
用意する道具は以下の4点です。
手入れに必要な道具
①スニーカー用のシャンプー
②歯ブラシ
③メラミンスポンジ
④柔らかい布
以下の手順で気になる汚れを落としましょう。
①靴紐を緩める
②たっぷりの水をサッカースパイクにかける
③シャンプーをスパイクにかける
④布で泡立てながらスパイクの表面の汚れを落とす
⑤アッパーの汚れを歯ブラシやメラミンスポンジを使って落とす
⑥水でシャンプーを洗い流す
⑦水をきったらスパイクの内側に新聞紙を入れて風通しの良い場所で干す
シャンプーがスパイクに残らないようにしっかり水ですすぐことが重要です。
中敷きは洗う必要はない
スパイクの中敷きは基本的に洗う必要がありませんが、臭いが気になってきたら次の方法で手入れをしましょう。
水洗いした後に日陰の風通しの良い場所で干す
中敷きを洗濯機やシャンプーで洗うのはNGです。
型崩れしたり傷んだりしやすくなるからです。
そのため必ず水のみで手洗いしましょう。
洗った中敷きを干す際は形を整えてから干せば型崩れするのを防げます。
しっかり乾かしたら消臭スプレーをかけましょう。
上記の手入れを一通り行った後に毎回スパイクの内側を乾かしていれば、臭いが気になりにくくなります。
つま先が剥がれるサッカースパイク合皮は靴専用クリームで修理
サッカースパイク合皮のアッパー(上部)とソール(靴底)を靴専用クリームで修理すると
乾燥を防ぎ。長持ちさせることにもなります。
【サッカースパイクを購入後】
つま先のはりあわせ部分に5ｍｍ幅くらいで塗る
【つま先が剥がれる】
①サッカースパイク合皮のアッパー(上部)とソール(靴底)の接着しようとする面をサンドペーパーで丁寧に削る
汚れや前の接着剤のカスをしっかり取ります。
②接着剤を両面に薄く均等に塗り、手で触ってもくっつかない位に充分に乾かす。
接着剤が厚すぎないようにしましょう。接着する部分より１～２ｍｍ広く塗ります。
接着不良や隙間ができるからです。
③両面を圧着します。
平均的に強い圧力で圧着します。
おすすめの補修材クリーム
シューグーという補修剤が人気です。
まとめ
サッカースパイクの状態は、サッカーのパフォーマンスにも影響を及ぼします。
お気に入りのスパイクで納得できるパフォーマンスをするためにも、使った後は愛情を込めて手入れをしましょう。
合皮のサッカースパイクは水で濡らせるため、水拭きだけでも汚れが落ちやすいです。
汚れを落としたら表面も内側もしっかり乾燥させて、快適性を持続させましょう。
