コロナの影響で、学生は休校で学校へ行けない状態が続いています。そこでオンライン授業が必要なわけですが、私立と公立の間で格差が心配されています。公立でもオンライン授業などを工夫されている所もあります。では実際、オンライン授業がどのようなものか授業を受けるために必要なものなどをまとめてみました。
- オンライン授業とは?
- オンライン授業のメリット
- オンライン授業のデメリット
- スマホでできる?
- 必要なものは何?
オンライン授業とは?
インターネットなど通信を通しての授業です。そこに設置された映像機器や音響機器を介して行われます。
オンデマンド型(インターネット配信方式)と同時双方向型(リアルタイム方式)の2種類があります。
オンデマンド型(インターネット配信方式)とは?
インターネット上に置かれた資料・音声・写真・動画などの教材を、自分の都合のいい時間に見て学びます。
質問・回答はメールや掲示板で行います。
同時双方向型(リアルタイム方式)とは?
授業をリアルタイムで配信する方法です。同時かつ双方向に行われるものです。授業を受ける人もカメラや音声等を使用します。
このようなオンデマンド、同時双方向型 両方の良い所をとって、授業を行っている所もあります。
オンライン授業のメリット
コロナの影響の前から(1990年代)、オンライン授業はありました。特に私立の学校や塾です。通学が困難、時間に余裕が無い、もっと勉強したい人向けでした。そのオンライン授業ののメリットをまとめました。
- 自宅ややりたい場所で勉強できる
- 自分のペースで勉強できる
- 過去の授業内容を見ることができる
- 集中できる
オンライン授業のデメリット
多くのメリットがあるオンライン授業ですが、デメリットもあります。
- スマホやタブレットなどの通信機器の整備が必要
- 自分の意欲次第で授業を受けなくなる
- 勉強のペースがわからない
- 授業中に寝てしまう
- 人とのコミュニケーションが困難
- 実習するのが困難
その他にインターネットを利用する、掲示板やメールなどを使う場合もあるので、小中校の子どもが授業を受ける場合は、保護者の方のサポートが必要ですね。
スマホでできる?
オンライン授業はパソコンでする方がいいですが、子どもが使用できるパソコンが用意できない場合もあります。そのような時、スマホやタブレットでも大丈夫です。
ただ1、2時間小さな画面を見るのはいいですが、長時間になると負担が大きくなるので、気をつけたいですね。
そして動画は通信量が非常にかかります。家にWi-Fiの環境がない場合など、通信プランによっては、パケットが足りなくて通信速度制限がかかり、インターネットにつながりにくい、遅くなる可能性があります。
必要なものは何?
オンデマンド型(インターネット配信方式)の場合
配信される動画が見ることのできるパソコン、スマホ、タブレットとネットがつながっていればいいでしょう。
同時双方向(リアルタイム)型の場合
最近のノートブックパソコンはカメラ、音声機能が搭載されていますが、ない場合はWebカメラ、ヘッドセットが必要となります。
特にノートブックパソコンは移動も自由にできるのでおすすめです。
オンライン授業は、同時双方向型などうまく活用すれば実際の授業のように効果がでるでしょう。
まだ実施していない所がほとんどなので、格差のことを考えても、学校(教育委員会)も整備してほしい。他の国は整備されているようですが、理由は2003年にSARSの感染症が世界で広がったとき、オンライン授業の整備をしたためと言われています。(日本はSARSの感染の確認はなかった。)何が来るかわからない緊急事態の為にも、オンライン授業の整備は必要だと思います。
また個人個人は、自分でできる学習や(ユーチューブなどで検索すると一方通行ですが)オンライン授業を配信している所もあるので工夫して学んでほしいですね。 私自身も、英会話や料理のオンライン授業を体験してみようと思います。