合皮のキャディバッグはゴルフ場で使用するグッズということもあり、他の合皮製品よりも汚れやすいです。
汚れや雨水がついたキャディバッグを手入れせずに保管すると、劣化のスピードが早まります。
そのため使ったらきちんと手入れをしてから、キャディバッグの保管に相応しい場所で保管することが大切です。
合皮キャディバッグのお手入れ方法
ゴルフ場から帰ってきたら、まずキャディバッグの中身をすべて出しましょう。
バッグの中の荷物をすべて出したら、表面を以下の方法でキレイにしていきましょう。
中性洗剤を使って汚れを拭き取る
中性洗剤を使った汚れの落とし方は簡単です。
少量の中性洗剤を垂らした水に布を浸し、その布を固く絞ってからキャディバッグの表面を拭くだけです。
ただし加工の種類によっては色落ちすることもあるため、目立たない部分で色落ちしないか試してから全体の汚れを拭き取りましょう。
拭き取ったらしっかり乾燥させてから保管することが重要です。
合皮キャディバッグの内側の汚れを落とす方法
キャディバッグは深さがあるため、バッグの隅々までキレイにするためには少し手間がかかります。
しかし内側をきちんと手入れしていると次回も気持ち良く使用できるため、以下の方法で手入れをしましょう。
①バッグの内側をひっくり返す
②小さいゴミやホコリを出す
③先端に布を巻きつけた長い棒で内側の隅の汚れを取る
ちょうど良いサイズの棒がなければ、ゴルフクラブを使用しても構いません。
ポケットの中もひっくり返して、キャディバッグの中のゴミを全部出しましょう。
カビやボロボロの合皮キャディバッグの修理方法
キャディバッグにカビが生えた場合は、
アルコールを使える場合はアルコールスプレーを吹きかけた後に乾いた布でカビを拭き取り、自然乾燥させます。
しかしアルコールに弱い製品はアルコールスプレーを使えないため、以下の方法で手入れをするのが望ましいです。
①ブラシでバッグについたカビを落とす
②乾いた布で乾拭きする
頑固なカビ汚れには、水と重曹をつけた布を使って手入れをするのも効果的です。
ただし水をつけた後はしっかり乾燥させることが重要です。
合皮キャディバッグの保管はリビングがベスト
合皮素材の製品は、高温多湿と直射日光が苦手です。
そのため室温管理がされている直射日光の当たらない場所で保管する必要があります。
理想的な保管場所はリビングです。
人間だけでなくキャディバッグにとっても、1年中快適な室温に保たれていることが多いからです。
ただしリビングは日当たりが良いケースがほとんどなので、直射日光の当たらない場所で保管するようにしましょう。
合皮の間違った手入れ方法
合皮の間違った手入れをしないために確認したいポイントがあります。
合皮製品の中にはアルコールに弱い製品も多く存在します。
アルコールに弱い製品にアルコールを吹きかけると、溶けてしまうことがあります。
そのため基本的にアルコールスプレーを使って汚れを落とすのは避けたほうが良いです
合皮のキャディバッグに頑固な汚れがついた場合でも、中性洗剤を使った基本的な手入れの方法で汚れを落としましょう。
ただし最近の合皮素材の製品は、アルコールに強いものも増えています。
そのためバッグの隅などに薄めたアルコールを少しつけて問題がないようならば、アルコールで手入れをするのも良いでしょう。
まとめ
合皮のキャディバッグの基本的な手入れは、中性洗剤に浸した布を使って汚れを拭き取るだけと簡単です。
しかし高温多湿に弱いため、保管方法には注意しましょう。
トランクルームやストーブ、直射日光が当たる場所で保管するのは避けなければなりません。
人間が心地良く感じる部屋にキャディバッグを保管して、次回も快適に使えるようにしておきましょう。