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うどん 発祥の地は何県のどこ?福岡県 香川県 奈良県が有力!

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うどん発祥の地として有力なのが福岡県 香川県 奈良県です。諸説ある「うどん発祥の地」ですが、うどんの歴史とともに紐解いてみましょう。

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うどんの歴史

うどん 発祥の地は、諸説あります。うどんの歴史とされる出来事をまとめました。

奈良時代 中国の「唐菓子」

奈良時代に遣唐使によって中国から渡来した小麦粉の餡(あん)を入れて煮たの団子菓子「混飩(こんとん)」。

形が不定形なので「混沌(こんとん)」と言われた。その後、餛飩(こんとん)となり、温飩(うんどん)となった。
※ワンタンの中国語は「餛飩(コントン)」で、「餫飩(ウントン、コントン)」とも書きます。
これが「温飩(ウントン)」という表記になり、「饂飩(ウドン)」となったとする説があります。

平安時代 中国から渡来した切り麦が日本で独自に進化

中国から渡来した切り麦が日本で独自に進化したものであるという説もあります。

南北朝時代 「饂飩(うとん)」

南北朝時代末期の「庭訓往来」や「節用集」などに「饂飩(うとん)」が出てきます。

江戸時代 「うどん」と「うんどん」

江戸時代は「うどん」と「うんどん」のことばがあり、浮世絵の看板などに「うんとん」と書いていることがあります。

明治初期の辞書「言海」で「うどんはうんどんの略」と書かれています。
現代の「うどん」は、江戸時代前期には全国的に普及して広く食べられるようになっていました。

うどん 発祥地 福岡県 説

鎌倉時代の仁治2年(1241年)に宋から帰国した円爾(聖一国師)が製粉の技術を持ち帰り、「饂飩・蕎麦・饅頭」などの粉物食文化を広めたとする説が承天寺(福岡市、円爾建立)境内には「饂飩蕎麦発祥之地」と記された石碑が建っています。

うどん 発祥地 香川県 説

うどん空海請来説とは、うどんは、空海が唐から持ち帰った「唐菓子」がもとになったという説です。

「唐菓子」は、小麦粉に餡(あん)を入れて煮たもので「混沌(こんとん)」と言い、「検飩(けんとん)」となり、
煮て、熱いうちに食べるので「温飩(おんとん)」となり、「饂飩(うんとん)」そして「うどん」になったと言われています。

うどん 発祥地 奈良県 説

平安時代の989年、一条天皇が春日大社へ詣でた際に「はくたく」を食べたという「小右記」の記述から、発祥は奈良とする説があります。

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ちなみに、発祥の地とは別に日本三大うどんというものがあります。どのうどんが三大うどんでしょうか?

日本三大うどん

日本うどん学会によれば、日本三大うどんは実際には存在せず、それぞれの地域が勝手に称しているだけのようです。

ちなみによく三大うどんとして、あげられるのが

  • 香川県の「讃岐うどん」
  • 秋田県の「稲庭うどん」
  • 長崎県の「五島うどん」
  • 群馬県の「水沢うどん」
  • 富山県の「氷見うどん」
  • 愛知県の「きしめん」
  • の6つです。
    三大うどんの中に発祥地論争の福岡と奈良のうどんもは入っていないのですね。私はうどんは大好きで讃岐うどん、きしめんと関西のやわらかいうどんしか食べたことがないのですが讃岐うどんがコシがあって好きです。

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